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ちょうどこれを書こうかとしている時に、ポール・ニューマン
の訃報を聞きました。
30年ぐらい映画を観ていますが、彼の作品も随分観ました。
中学生になるかならないかぐらいですから、それこそ30年近く前に東京駅の近くにあった"八重洲スター座"という名画座!で観たのが「スティング」。
面白かったですねぇ。
ああ、映画ってこんな面白いもんなのか、と素直に感じ入りましたね。
ニュースを観てそんなことも思い出し、諸々去来して、ポール・ニューマンの主演だったら「評決」という作品がちょうどお葬式のシーンがあったな、と思ったのですが、これはしばらく寝かせておきます。

ヴィットリオ・デ・シーカ監督、ソフィア・ローレン/マルチェロ・マストロヤンニ主演のものでなく・・・
邦画が続きます。
行定勲監督の2000年劇場公開の作品。


故郷を離れて東京で暮らす若者たち。
故郷の記憶は東京の生活で少しづつ薄まるが、ある日ニュースで小学校の同級生の女性の海での事故死を知る。
その女性は亡くなる数日前に、ある同級生の男性の留守電にメッセージを残していた・・・
十年以上も音信不通で、もう顔もすぐには思い出せない少女。
彼女は、どうして電話をかけてきたのだろうか?

1989年の東映配給作品。
舛田利雄監督作品。
タイトルからしても"社葬"。なのでまさにそこへ物語は向かう。
元々社葬は、葬儀でもありながら会社組織の新体制発表の場でもある。代が変わる内外へのお披露目。
 この映画はある新聞社を舞台に創業社長の懐刀だった会長(若山富三郎)と、創業社長の息子の現社長(高松英郎)、この二人を軸にした派閥抗争から、当の現社長が急死!(しかも芸者との情事の最中の腹上死)次期社長として誰が新たに権力を握るか、会社/組織を舞台にした闘争のストーリー。
ほぼ20年前の作品。当時のこの映画のコピーは「会社は戦場だ。」
そして「これはサラリーマン必見の映画!」と。

"顔"

 「日本橋浜町」というところに事務所を構えていますが、すぐ近所に明治座があります。
月替わりで変わる夏の演目は、関西の人情喜劇の王道・藤山直美さんの一座。
筋としては、放蕩三昧や色々とだらしないが才能のある夫を妻がなんのかんの言いながら叱咤し支えていく夫婦人情喜劇。
去年が「鉄幹と晶子」(共演は香川照之)。
今年は「元禄めおと合戦 光琳と多代」(共演は中村梅雀)。
 これ、嵌ると止められなく、夏の個人的な風物詩として1回は観に行くようにしています。
今年も藤山直美さんの"絶妙な笑い"が観たくて、お盆期間中に贅沢して観に行きました。

 そんな藤山直美さんの映画主演第一作が「顔」。