Earthview04 -The Odyssey Flight-

第4回 アースビュー打ち上げ終了

オリジナル(英語版)はこちら

 

(本文は、セレスティス社の創業者の一人であるチャールズ・M・シェイファ(Charles M Chafer)により、2001年9月21日午後3時(現地時間)に行われた第4回目のセレスティス打ち上げについての声明を翻訳したものです)

 

 

 

1981年に行われた私が初めて関わったロケットの打ち上げは劇的な失敗で終ってしまいました。その失敗から1年1ヶ月後、私たちは初めての民間ロケット打ち上げですばらしい成功を収めました。

それから25年、私は今もなおロケット打ち上げ事業に関与しております。この間、たくさんの成功といくつかの失敗を経験しました。いずれの失敗もすばらしい成功を導くものとなり、私は今もここにいて、それを追い求めています。

今朝、私は皆様にロケット打ち上げ事業は多くの困難を伴う厳しい事業であることを説明させて頂きました。宇宙に向かうことは並大抵のことではありません。しかし、困難を乗り越え、それを成し遂げたときの喜びはかけがえのないものであることを、今のこの場においても変わるものではありません。

今私が申し上げたいことは、私たちが最初に知り得た情報に反して、今日の打ち上げは成功しなかったということです。なぜロケットと人工衛星が設定通りに作動し得なかったのか、その原因は不明ですが、軌道に到達しなかったという事実は確認されました。 オービタルサイエンス社はすぐに全てのデータ、計測機、ビデオ映像を分析し、今日の失敗の原因を解明しようとしています。そして彼らはその原因を見つけるであろうと確信します。そしてわかったことはできるかぎり努力してみなさんにお知らせします。

この事業のパートナーであるチャン(注: セレスティス社の社長、チャン・タイサー氏)と私をはじめ他の関係者たちもみなさんの多くと個人的に話をする機会を得ました。そしてみなさんの声によって意気が高揚しました。今朝お話ししたように、私自身がこのロケットに乗っていたら、あるいは私の大切な人が乗っていたとするならば、間違いなく私は、「次回に乗せてください。もう一度挑戦します。」と言うでしょう。そして、セレスティスとチームエンカウンターの事業に関わっている私たちは今回のことで、決して後ずさりすることはありません。次には必ず成功をもたらすことを信じて取り組んでまいります。そして、皆さんも私どもと共に挑戦してくださることを信じています。

皆さんの私たちに対する信頼を本当に感謝いたしております。私たちがここにいる間に知り得た情報は皆さんにも随時お知らせさせて頂きます。このような結果に終っても、私たちの大切な故人への想いは果たせたことは間違いありません。そして、この想いが次回の打ち上げの成功につながることを信じております。

日本の皆さん、"本当にありがとうございます"、そして英語を話される皆さんには、"Thank you very much" またご一緒しましょう。
 


(以下はそのとき行われた質疑応答)


Q: 私たちがビデオで見たなかで、ロケットのどの段階で切り離しが上手くいかなかったのですか?
A: 私たちが知る限りではロケットの全ての段階での切り離し、発射は遂行されました。唯一考えられることは、ロケットのゼロ・ステージで問題が発生したのではないかということです。これにより、本来ロケットが到達すべき地球軌道までに達することが出来なくなり、地球の重力圏から抜け出せなかったことではないかと考えられます。

Q: 人工衛星は落下し、爆破したのですか?
A: 先ほど説明したように、ロケットの全ての段階は切り離しに成功しています。 ただ、地球の重力圏から抜け出せなかったことにより、海洋に落下したようです。 この意味では、セレスティスのペイロードも一瞬といえども宇宙に行ったこととなります。

Q: セレスティス・ペイロードとカプセルは宇宙に行ったのですか?
A: はい、間違いなく行きました。 アラン・シェパード宇宙飛行士のように、宇宙、別の言葉で言えば準地球軌道には行ったことになります。それは、先般のジョン・グレン氏が体験した地球軌道までの宇宙旅行とまでは言えませんが。 今回のミッションに乗っていたあなた方の大切な故人は間違いなく宇宙への第一歩を体験し、たとえ短い時間であったにせよ、宇宙へ行くことの夢を実現したことには間違いありません。

Q: 次回のセレスティス・サービスはいつ頃予定されていますか?
A: 現時点では来年の中頃に予定されています。 スケジュールの詳細については、私どものWebサイトや電話連絡、あるいは私ども日本のパートナーを通じて皆さんに随時お知らせする予定です。

Q: 今回のセレスティスのペイロードはどの辺に着下したのですか?
A: まだ正確な情報は得ておりません。わかり次第お知らせ致します。

 
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